2023年度量子ネイティブ人材育成プログラム「NICT Quantum Camp」最終成果発表会開催のご案内

2023年7月3日より開始した「2023年度NICT Quantum Camp(NQC)」は、下記日程にて最終成果発表会を開催いたします。
最終成果発表会は、量子ICTについてご興味がある方でしたら、どなたでもご参加いただけます。登録サイトよりご登録の上、ご参加ください。

◆ NICT Quantum Camp最終成果発表会 開催概要

【開催日時】 2024年3月16日(土) 13:00-17:00

【開催方法】ハイブリット開催
◇会場:NICT イノベーションセンター 日本橋
https://www.nict.go.jp/about/pdf/innovation-center-access.pdf
※ 現地参加は定員数に上限がございます。先着順でお受けいたします。
※ 会場情報は別途、ご案内いたします。

◇オンライン:Zoomウェビナー

◆ ご登録方法

お申し込みは Zoomウェビナー登録 からお申し込みください。

◆ プログラム

時間 内容
13:00-13:05 開会挨拶
国立研究開発法人情報通信研究機構 理事 矢野 博之
13:05-13:15 NQCとは
NICT Quantum Camp(NQC)事務局
国立研究開発法人情報通信研究機構
量子ICT協創センター 主任研究員 横山 輝明
13:15-14:00 招待講演「超伝導量子コンピュータの研究開発」

国立研究開発法人 理化学研究所 量子コンピュータ研究センター
センター長 中村 泰信 氏
[概要]
40年前に超伝導回路を用いて「巨視的な物理系の量子重ね合わせを実現する」という興味で始まった研究分野が、近年では、多数の量子ビットの集積化・量子もつれ状態制御や、量子誤り訂正符号を用いた論理量子ビット実装という、一段(数段?)上のレベルに到達している。さらに将来の大規模量子コンピュータのレベルを目指した研究が活性化している。
14:00-14:10 休憩
14:10-14:25 体験型人材育成の振り返り
受講生からの発表
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科 阿讃坊 元さん
キーサイト・テクノロジー・インターナショナル合同会社 平原 祐輔さん
14:25-15:05 探索型人材育成事業 最終発表 2件
(1)シャープな測定のシミュレーション能力とその物理的実現可能性
名古屋大学大学院 情報学研究科 小林 恒太さん/ 皆川 慎太朗さん

(2)量子逐次処理を用いた耐量子ハッシュ値生成法
北海道大学情報科学院 小島 颯太さん
15:05-15:15 休憩
15:15-16:15 探索型人材育成事業 最終発表 3件
(3)分散検証における量子証明の力
東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 長谷川 敦哉さん

(4)問題個別性を考慮した量子アニーリングの触媒効果の研究
慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻 服部 智大さん

(5)NVセンターにおけるRFドレスト状態を用いたマイクロ波センシング
慶應義塾大学大学院 岡庭 龍聖さん
16:15-16:25 休憩
16:25-16:45 今年度の振り返り・NQCの今後
16:45-16:50 閉会挨拶
NQC実行委員会委員長 井元 信之
(東京大学 特命教授)

*本ページの情報は、詳細が確定次第、随時更新予定です。